太平洋上に発生したハリケーンダグラスは、この週末にハワイに接近している予報が出ているので、注意が必要だとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

この週末は、強い風と激しい雨が予想されているために、食糧や水などの準備とともに屋根や雨樋などの点検も必要だ。

今年は新型コロナウィルス感染拡大によって、精神的にも肉体的にも、経済的にも打撃を受けているハワイの住民にとって、この天候はもう一つのストレスをもたらしそうだ。

社会的距離を取るルールのために、今年はシェルターで過ごすことのできる人数に制限がある。

オアフ島には150箇所のシェルターがあるが、世帯と世帯は6フィート離れなくてはならないし、何かしらの症状のある人は別室で過ごすように対策が取られることになっている。

食糧や水とともに、自分のマスクを持参することを忘れてはならない

また、シェルターで働くボランティアの多くは退職した高齢者がほとんどで、この年齢層は、新型コロナウィルス感染の高リスク者として、今年はボランティアが不足している。

もしシェルターでのボランティアとして参加を希望する人は、こちらから。

カーク・コールドウェル市長は「多くの人が失業している現在の状況で、ハリケーンのために14日間の食料と生活必需品を確保することは大変なことなので、援助が必要な家庭に対して市がデビットカードを発行することを検討している」と述べた。