1953年創業のハワイのアパレルブランドであるイオラニは、古き良き伝統とモダンがミックスしたアロハウェアで知られており、ローカルにも観光客にも愛されているブランドである。

今年6月には、イオラニパレスの財政難を援助するためにマスクの販売利益を寄付し、また、クイーン・メディカル・センターに2000枚のマスクを寄付したりとオーナーのカワカミ夫妻はハワイのためにさまざまな活動をしてきたが、新たに「アロハ・フォー・アロハ」（アロハ のためのアロハ）という活動を開始するとKHONが伝えている。

これは、イオラニでお客様がアロハシャツなど衣類を一枚購入すると、イオラニは衣類を一枚地元の非営利団体に寄付するというものだ。

恵まれない環境の中で暮らしている男性や女性に新しい衣類を提供して、それを着て仕事を見つけて経済的に自立を促す活動をしている団体だ。

アレックス・カワカミ氏は、「人々が仕事を見つけて生活を立て直していくことはとても大切なことで、その手助けをするのは我々にとっても大切なことだ」と述べた。

この「アロハのためのアロハ」活動には制限も終了期日もなく、ずっと行われることになっている。