もうすぐ始まる新学期に向けて、保護者たちは学用品の買い出しのために忙しい日々を送っているが、今年は物価高騰のあおりを受け、費用に頭を痛めているとKITV4が伝えている。
今年、全米で学用品購入に使われるのは340億ドルと見られており、2019年と比べると24%も増加しているという。
文房具店として人気の高い「フィッシャー・ハワイ」には、多くの保護者が子供を連れて訪れており、駐車場は満車で、レジには長蛇の列ができている。
店内では、学校から配布された学用品リストを片手に、買い物カゴに次々と商品を入れていく保護者の姿が見られる。
7人の子供を持つプリシラ・ガルバンさんは、「必要な文房具がたくさんありますが、今年はこれまでで一番値段が上がっています。いつもなら一つの店でまとめて全て購入するのですが、今年は少しでも安いものを探して数店回るつもりです」と話した。
2児の母であるアイ・イソノさんは、「新品でなくてもいいと思います。去年使ったものでも、まだ使えるものが家にありますから」という。
一方、子供たちは、新しい文房具を買ってもらえることを楽しんでいる様子だ。
「好きなものを選んで買ってもらうのは楽しいです。値段によりますけど」とマケイラ・シモンズさんはコメントしている。
「新しい文房具で新学期の準備をするとやる気が出ます。友達に見せたりできて、楽しいです」とブランドリー・シモンズさんも買い物を喜んでいる。
文房具店には、各学校の学用品リストがあるので、必要な場合は店で入手可能。
また、こちらのサイトでも確認できる。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.20)