一部の旅行業界の専門家は、現在の傾向として、サウスウエスト航空とハワイアン航空の両社が40ドル台の隣島行き片道航空券の数を減らしていることから、格安島間フライトの時代が間もなく終わるだろうと指摘している。

ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、2019年にサウスウエスト航空が初めてハワイに進出した際、島間航空券の価格は引き下げられた。それから4年以上が経過し、まもなくコストは再び上昇に転じるとの見方が強まっているという。

人気の旅行サイト「Beat of Hawaii」を運営するジェフ氏とロブ氏は、2つの航空会社が片道航空券を次々に削減していることに気づいたという。ジェフ氏は、「より安い運賃を提示することで顧客を彼らのシステムに引き込んだ後、納得感のあるところまで価格を引き上げ、レバレッジをかけることで利益を上げようと考えたのだろう」と説明している。

21日（金）のオアフ島からカウアイ島へのフライトを調べたところ、両航空会社の最安値は64ドルだった。ジェフ氏とロブ氏によると、サウスウエスト航空が初めてこの島にやってきたとき、時間や曜日に関係なく、すべての航空券が均一料金だったという。ジェフ氏は、「すべてのフライトが39ドルだった時期もあったが、今では約30％がその価格だ。これは、2つの航空会社が協力し合うことによる必然的な進化だ」と述べている。

ハワイ・ニュース・ナウが両社にフライト価格についてのコメントを求めたところ、以下の回答があった。

サウスウエスト航空：
ハワイ州に就航して5年目を迎え、他の航空会社にはない、低運賃、煩わしさのないポリシー、変更・キャンセル無料を含むフレンドリーな柔軟性、搭乗者1人につき2個の受託手荷物を無料で提供する唯一無二の価値をハワイにもたらしたことを誇りに思う。

ハワイアン航空：
今後の価格設定についてコメントすることはできないが、業界トップクラスのサービスと価値を提供できるよう、競争力のある価格設定を続けている。