16日(土)、州各地の沿岸で高波による被害が出たとKHON2が伝えている。
州国土自然資源局(DLNR)の発表によると、25年ぶりの高波で、ダイアモンドヘッドでは25フィート(およそ7.5メートル)を記録したという。
オアフ島南部で波がこのようにうねることは珍しく、この波に乗ろうとするサーファーが海に入ることを警戒し、DLNRは、ワイキキからマウナルア湾の間でジェットスキーでのパトロールを行った。
16日には1艘の海上レジャーボートが波にのまれ、17日には26フィート(8メートル)の船舶が波のうねりのためにサンゴ礁に乗り上げた。
17日午前11時過ぎ、船からの911通報でホノルル消防隊が出動し、成人男性と女性が乗っていたボートは、およそ1時間後に船着き場に戻った。
16日には、ファーリントン・ハイウェイの東部方面行き車線が、高波のために数カ所で閉鎖された。
高波によって大量の砂が路上に押し上げられたため、マカハとナナクリ の間で数カ所閉鎖された。17日には閉鎖は解除されたものの、路上にはまだ大量の砂が残っているという。
16日、ハワイ島カイルア–コナのビーチサイドで結婚式を行ったマーフィーさん夫婦は、セレモニーの最中に高波に襲われた。
全員が無事で、波が押し寄せる数秒前にウェディングケーキも避難させることができ、後始末と濡れたものを乾燥させた後、式を無事に終えることができたという。
「大きな波しぶきの写真も撮れたし、家族や友人たちに囲まれて、素晴らしい結婚式を挙げることができました」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.18)