ターゲットがウィンドワード・モールに?
カネオヘのウィンドワード・モールにあったシアーズが2019年に閉店してから空きスペースのままになっていた場所に、ターゲットが進出する計画が持ち上がっているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ミネアポリスに本社を置くディスカウント・デパート・チェーンであるターゲットはハワイ州内にすでに7店舗展開しており、先週ホノルル市に内装の解体許可を申請したという。
ターゲットの報道担当者は新店舗の計画についてコメントは出していないが、新しい店舗の場所を探してから新店舗のオープン計画を発表するまでの間にはたくさんのステップを踏まなければならないと述べている。
「我々は常に顧客にサービスを提供するための新しい店舗の可能性を探求していますが、現時点で新店舗のニュースは特にありません」
ウィンドワード・モール側もコメントを控えている。
地域の不動産コンサルタントであるステファニー・ソフォス氏によると、過去40年間あまり業績の上がっていないモールにターゲットが進出するのは上手い手だという。
カネオヘ一帯は可処分所得収入の高い地域で、そこからノースショアまでの間に大きなショッピング場所がないからだ。
カネオヘに住むビル・シュリングさんは「ターゲットは衣服、電化製品、家具、玩具から生鮮食品までなんでも揃っている。我々はそういう場所を必要としています。ウィンドワード・モールにも活気が戻るでしょう」とターゲットの進出を歓迎している。
ターゲットはアメリカ全土におよそ1,900店舗展開しており、新型コロナウィルス感染が拡大していた昨年も拡大を続け、2020年には30店舗を新しくオープンさせている。
今回のウィンドワード・モールの候補地とされる場所は、2015年にカイルアのオープンしたターゲットとおよそ同じ面積130,000平方フィートとなる。
写真 : Robert Gregory Griffeth _ Shutterstock.com
(日刊サン 2021.07.15)
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