11日(火)より、州職員の縁故採用(ネポティズム)を禁止する新法が施行されているとKHON2が報じている。
この法律は、州の雇用プロセスに誠実さを与えることを目的としている。ハワイ州倫理委員会の執行ディレクターであるキー・キャンベル氏は、「この法案の可決により、家族のつながりではなく、才能やスキル、資格に基づいて機会が与えられるようになる」と述べている。
新法の遵守には、個人を親族や同居人に雇用・監督させないこと、親族や同居人が所有する企業に契約を発注しないことが義務付けられている。
制限事項は倫理委員会のウェブサイトで確認できる。
https://ethics.hawaii.gov/wp-content/uploads/quickguide_nepotism.pdf
このネポティズム法に違反した場合、1回の違反につき最高1000ドルの罰金が科されるほか、有利な待遇が無効になる可能性もある。
なお、この法律は立法府や司法府の職員には適用されない。
ハワイ州倫理委員会のウェス・フォング委員長は、「この新しい法律により、州政府の誠実さに対する世間一般の信頼度が増すだろう」と語っている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.7.12)