チャイナタウン 警察が見回り強化 ホノルル警察
ホノルル警察は地元住民から寄せられる懸念に対応するためにチャイナタウン周辺のパトロールを強化することになったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ホノルル警察はこれから、一人の上官と6人の警察官からなるチームが6時間交代、24時間態勢でチャイナタウン周辺を見回ることになるという。
パトロールが特に強化されるのは、リバー・ストリートからビショップ・ストリート、ベレタニア・ストリート、キング・ストリート周辺だ。
リック・ブランジャルディ・ホノルル市長は「チャイナタウンにおける違法行為のレベルには呆れ果てています。このような状況は認められません。私たちは止めなければならないのです」と述べている。
「私たちはホノルル警察と協力して、チャイナタウンのコミュニティを危険で不法な行為、猥褻で卑猥な行動から守り、住民やビジネス、顧客に対する肉体的な攻撃をやめさせ、新型コロナウィルスの感染拡大を止めなければいけません」
実際に警察が常に周辺にいることで、犯罪行為を防ぎ、安全な環境を作り出すことができると考えられている。
チャイナタウン周辺では路上における放尿や放便などの不衛生で違法な行為が増加しており、ホームレスの人々の増加によって状況はさらに悪化しているという。
チャイナタウン周辺を活性化させようという動きも、大手銀行の寄付で行われる予定である。
今回の警察による見回り強化は今月から年末まで続けられる予定だ。
写真 : Theodore Trimmer _ Shutterstock.com
(日刊サン 2021.07.07)
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