コロナで自転車激売れ
運動不足解消なのか、新しい人気スポーツなのか、自転車が売れに売れている。
サウスキング・ストリートにあるバイクショップでは在庫がなくなるほどだとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
新型コロナウィルスによって多くの人々が在宅で過ごすようになって、運動のため、新鮮な屋外の空気を楽しむために自転車の売り上げが激増し、5月には売り上げ記録を更新したという。
店長のカール・ネザーカット氏によると、「7年勤めているけれど、こんなに在庫がなくなったのは初めてだ。1000ドル以下のものはあっという間に売れる。ハイブリッドも、ビーチ用も子供用バイクも全てだ」
マッカリーにあるバイクショップも在庫不足だという。
自転車の売り上げが伸びているのはハワイだけではなく、全米で起こっている。
売り上げが伸びているにもかかわらず、工場での生産がまだ正常に戻っていないために、バイクショップが注文をしても納品されない状態なのだ。
自転車修理もまた忙しく、予約でいっぱいだという。
今まで使っていなかった自転車の生き返らせるための調整修理がほとんどだ。
マッカリーのバイクショオップの店長ライアン・タカヤス氏は「自転車人気がこのまま続くかどうかわからないが、多くの人々が自転車を楽しむきっかけになれば嬉しい」と述べた。
(日刊サン 2020.7.07)