太陽光電力エネルギー発電プロジェクト
ハワイ州では2045年までに州内の電力を100%再生可能エネルギーでまかなうことを法律で定めている。
この目標を達成するためには、大量の太陽光パネルを州内各所に取り付けなくてはいけないため、現在いくつかのプロジェクトが進んでいるとホノルル・スタ・アドバタイザーが伝えている。
これらのプロジェクトが稼働すれば、オアフ島、マウイ島、ハワイ島において3000エーカーの土地にパネルを設置することにより、20万世帯の電力をまかなうことができる。
プロジェクトに先立ち、どのような開発になるのかの住民説明会が今後数週間に予定されているが、ほとんどはビデオ会議となる。
オアフ島では、ワイアナエ、カポレイ、カラエロア、エヴァビーチ、クニア、ワイアヴァにパネル設置場所として挙げられており、ハワイ島では、ワイアロアと南コハラ、マウイ島ではキヘイ、カハナ、プレフである。
12件の全てのプロジェクトを合わせると、500メガワットの再生可能エネルギーを供出することができる。
ハワイアン・エレクトリックとしては2022年から2023年の間に計画を完成させたいとしている。
「クリーンエネルギーの目標を達成するためには、開発会社、政府、コミュニティと電力会社が協力しなければならない」と副社長のジム・アルバーツ氏が述べている。
(日刊サン 2020.7.07)