カカアコの旧「スポーツオーソリティ」跡地に、34階建てのコンドミニアム兼複合施設の建設が計画されていることが発表された。
ハワイ・ニュース・ナウによると、この複合ビル「マハナ・ワード・ビレッジ」には、340戸の住宅とともに、約1万7000平方フィート(約478坪)の商業スペースが併設されるという。
5日(水)、建設のプロジェクトリーダーらが、同地域の開発当局に出向いた。会議では、この計画は強い支持を獲得し、ハワイ地域開発局(HCDA)で証言した20人のうち、19人が賛成を表明した。なお、書面証言では、近隣住民の1人が75フィート(約23メートル)の駐車場ビルの高さに反対している。
HCDAの決定は9月になる見込みだが、承認されたとしても、完成予定はまだ数年先となる。
この地域で計画中のプロジェクトはマハナだけではない。現在は州の承認待ちだが、開発業者の「ハワード・ヒューズ」は2棟の複合型コンドミニアムと小売店、1エーカーのコミュニティ公園の建設を検討している。立地はアラモアナ・ブルバードとカマケエ・ストリートの角で、現在のワードセンターの場所に建設される。タワーには1ベッドルームから5ベッドルームまで約400戸の住宅ユニットが用意される。また、この建設により約800人の雇用と7000万ドルの州税収が見込まれているという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.7.6)