7月5日(火曜日)、ハワイの人々に愛されているスパムが誕生してちょうど85年を迎えたとKHON2が伝えている。
ジェイ・ホーメル氏が創立したホーメル・フーズ社が最初にスパムを世に送り出したのは1937年のことだ。
豚肉ハム、塩、水、ジャガイモ澱粉、砂糖、亜硝酸ナトリウムを加えるというシンプルなものだが、スパムは、戦時中のごちそうとなった時期を超え、今ではハワイの年恒例ストリート・フェスティバルの主役とまでなっている。
発売当初の目的は、長期保存が可能で、便利で手頃な価格で手に入れられるタンパク質を食卓に届けるというものだったが、第2次世界大戦時には、1億ポンド(およそ45,000トン)以上が海外で戦う軍人たちに届けられている。
スパムは他の国々にも届けられ、その後いくつかの人気メニューの主材料となったという。
現在は次のような状況だ。
- 世界48カ国で90億個以上が販売
- 数百もの美味しくてクリエイティブなレシピで紹介された11種類の品種
- 7年連続の売り上げ記録
- スパム・ミュージアムにおよそ50万人が来場(バーチャルも含む)
ホーメル・フーズ社によると、毎秒12.8個のスパム製品が消費されているという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.6)