カイルア・ビーチ・パークは、独立記念日の花火が打ち上げられ、多くの人で賑わったが、その後にはたくさんのゴミが残されていた。
大きな祭日の翌日のいつもの光景だという。
ビーチチェア、フットボール、ボディボードなども海岸に残されている。小さなゴミであっても、風に吹かれたり、波にさらわれて海中に入ってしまうと危険物になる可能性もある。
そんな状況をなんとかしようと、ボランティアの人々が7月5日にビーチの清掃を行ったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
「サーフライダー・ファンデーション」という団体では、祭日の次の日にビーチの清掃作業をするよう人々に訴えている。
オアフ島のコーディネーターを務めるケリー・マケビリーさんは、「基本的に『自分たちで清掃しましょう』というスタンスでやっています。大きな清掃活動が企画されない時でも、独立記念日の翌日のような日には自主的にできることです。私たちが企画している大きな清掃活動に参加したいのであれば、毎月1度は行っています。次は7月16日です」と述べている。
同団体では、7月を啓蒙月間として、人々により責任感を持って行動し、使い捨てプラスティック製品の使用を最小限にするなど、各個人ができることをするよう求めている。
「自分たちでビーチの清掃をすることは、プラスティックゴミの削減について考える良い機会でもあります。ハワイでは水筒の利用が進んでおり、素晴らしいことです。しかし、毎朝コーヒーショップに自分のカップを持参したり、外食時に自分のフォークやはしを使うことも考えてほしい」
ハワイにおけるサーフライダー・ファンデーションの活動についてはこちらから。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.6)