屋内でのマスク着用は必須
7月2日、カーク・コールドウェル市長は会見をし、公共施設屋内でのマスク着用は必須、社会的距離が取れない場合には屋外でもマスク着用を必須とし、この市長命令は7月3日から有効とした。
コールドウェル市長は、独立記念日の長い週末と、アメリカ本土での感染数増加を受けて、オアフ島での感染をこれ以上拡大させないためにマスク着用範囲を拡大させた。
「マスクをずっとしている事は確かに不便を感じることだと思うが、新型コロナウィルス感染の拡大を抑止するのには一番簡単な方法だ。オアフでは6月の日々の感染数が2桁となり、死者も1名出てしまった。今、感染を抑えることが非常に重要だ」
今回の命令で、普通の民間オフィスや屋内ショッピングモールも含めて屋内公共施設ではマスクを必ず着用しなければならない。
オフィスでひとりデスクにいる場合には着用しなくてもいい。
また、屋外でも6フィート離れていない場合にはマスク着用は必須であるが、ジョギングやひとりで犬の散歩をするような場合には免除される。
5歳以下の子供と、呼吸器疾患などの健康問題のある人間も免除されるが、健康問題のある人間についてはマスクではなくフェイスシールドを着用するよう使用は推奨している。
この命令に従わない場合には、警察によって違反切符が切られ、5000ドル以下の罰金となる。
(日刊サン 2020.7.04)