

独立記念日の花火は楽しいものだが、ペットたちにとっては楽しいものではない。
今年は新型コロナウィルス感染により、大きな花火大会は中止となっているが、近所で大きな音を炸裂するケースもあるだろう。
カリヒ・ペットクリニックのアラン・オバラ獣医師が、ペットの安全を確保しながら花火を楽しむヒントをKHONのインタビューで伝えている。
「一番大事なことは、ペットをひとりにさせておかないということだ。毎年花火の際には多くの犬が恐怖で逃げ出して事故に遭うということが多発している」
犬がタグをつけているかどうか確認し、万一の場合に備えて電話番号と住所がわかるようにしておこう。
「もし独立記念日の火に犬と一緒にいられないのであれば、信頼できる人にドッグシッターを依頼するか、ペットホテルを利用することを推奨する」
一緒にいる場合には、ペットを花火の騒音から守るために室内に入れておこう。
もし、ペットが騒音によって恐怖に怯えるような場合には、布団や枕でクレートの周囲に防音措置を施すのも有効だ。
昼間にちょっと運動をさせておくと、疲れから夜になって休むことができる。
それでも怖がるワンちゃんには、かかりつけの獣医師に相談すれば安定剤を処方してもらえるため、事前に準備しておくことが大切だ。
(日刊サン 2020.7.2)