ペットの医療費と健康保険 飼い主が知っておくべきことは?
アメリカンブリードッグ、サノスの飼い主のレイコ・ロヴァンさんは現在、クラウドファンディングでサノスのための医療費を募っているとKHON2が報じている。2歳のサノスは膀胱結石で現在投薬中だが、手術には1万ドル以上の費用がかかるという。ロヴァンさんは、「サノスを助けるため、できることは何でもするつもりです。今回の手術の費用は1万ドル以上ですが、手術をしなければ安楽死を選択しなければなりません。サノスは家族ですから、安楽死は考えられませんでした」。現在、サノスの容体は安定している、
アリイアニマルホスピタルアンドリゾートの獣医、ジョアンナ・クック博士は次のように話した。
「ペット保険の加入料は月約25~75ドルです。保険はペットに最良の治療を受けさせることを可能にします。既存の病気はカバーしないため、ペットの健康状態が良い時に保険に加入すれば、その後の全ての健康状態をカバーします。病院に来た犬の症状に嘔吐や下痢があった場合、通常は24~48時間入院し水分補給と投薬が行われます。保険がない場合の費用は1,500~2,500ドルにもなります。犬種にもよりますが、外科手術を行う場合の費用は最低でも5,000ドルかかります。純血種は品種上の体質などがあるため、雑種犬よりも高額になる可能性があります。ペット保険に入っていないと、いざというときに莫大な医療費がかかってしまうのです」
サノスの容体、クラウドファンディングについての詳細はこちらのリンクまで。
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.07.02)
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