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独立記念日の違法花火 警察がパトロール強化

独立記念日の違法花火 警察がパトロール強化

今年の独立記念日は日曜日にあたるため、月曜日の振替休日と共に3連休を楽しむ人々も多いことだろう。独立記念日といえば毎年恒例の花火大会が市民の楽しみだが、アラモアナ・ビーチでの花火大会は昨年に引き続き中止となっている。

ハワイ州の各警察では、不法な花火を禁止している法律を市民に遵守させるために今年の独立記念日の週末にはより多くの警察官を配置して、通常より長い時間任務に就かせることにしているとKHONが伝えている。

独立記念日の違法花火は大晦日に比べると少ないものの、パトロールの警察官を増員するとマウイ警察のジェームズ・テリー巡査長が述べている。

「違法花火の取締りのためだけの警察官を動員する予定です。もし違法な花火を近隣住民がしているのを目撃したら、マウイ警察の非緊急回線に電話してください。電話は匿名です。そしてもしできるならビデオ撮影してください。でも決して現場に近寄らないでください」

警察によって取り締まられた場合には、1,000ドル未満の罰金でクラスB犯罪となる可能性もある。

違反切符を切られるだけなら罰金刑だが、警察に取り締まれた時に25ポンド以上の花火を持っていれば犯罪となる。

ハワイ島消防署長のカズオ・トッド氏は「もし合法的に購入した花火を上げる時には、周囲の状況に十分注意をしてもらいたい」と述べている。

「花火を上げる時には必ず近くに水を用意してください。花火を入れる用にバケツに水を汲んでおくのでもいいし、蛇口に繋いだホースを近くに用意しておくのもいいです。そしてもし周囲に乾いた雑草など火がつきやすいものがあるなら、事前に切っておくか水をかけておいてください」

ノースショア周辺では住民たちが騒音対策をしているという。

キャサリン・パヒヌイさんは「ペットの犬を飼っている人は鎮静剤の用意をしたりしています。花火の音を怖がるペットのためには一緒にいてあげることが必要です。どれだけ花火がうるさくなるかわかりませんが、準備は必要です」という。

ハワイ州では合法的な花火であっても74日午後1時から9時までと決まっている。

写真 :  Shutterstock.com

(日刊サン 2021.07.02)

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