カーク・コールドウェル市長は、6月30日にチャイナタウン再生計画を発表し、清潔で安全な街になり、人々が集まる街にしたいと述べた。

「チャイナタウンはオアフ島の中心に位置し、歴史があり美しい街だが、過去数十年に渡っていろいろな問題を抱えている」

コールドウェル市長が発表した再生計画は、20万ドルの予算を確保し、チャイナタウンにある歩道を水圧清掃と消毒をすることから始まる。

最初の水圧清掃は7月1日夜から始まり、12月まで定期的に行われる。

また、歴史地区のホノルル警察によるパトロールを強化し、落書きを消し、週6日のゴミ収集を適正に行ない、また、地元のアーティスト と協力して街の美化を行なうというものだ。

そして、市長は、7月11日土曜日の午後5時から9時までの間、ホテル・ストリートにおいて歩行者天国を行なうと発表した。

ワイキキのカラカウア・ストリートにおいて行なわれていた日曜日の歩行者天国が大きな成功を収めたため、同様の歩行者天国をチャイナタウンで7月11日に行なうとした。

リバー・ストリートからリチャーズ・ストリートまでの間のホテル・ストリートを車両通行止めにして、自転車に乗ったりぶらぶら歩きながら土曜の夜の街を楽しみ、買い物や食事をしてもらいたいということだ。

チャイナタウンでは、営業再開となってからも再開できずに閉鎖されたままになっている店舗や営業時間を短縮している店舗などもあり、このイベントでまた街が賑わうことを願っている。