ハナウマベイ入場料、25ドルに 在住者はI D提示で引き続き無料
ホノルル市の公園レクリエーション局(DPR)は、7月1日からハナウマ湾自然保護区への入場料を1人あたり12ドルから25ドルに値上げすることを発表した。入場料の支払いは、ハワイ州在住者以外の13歳以上の訪問者が対象になる。無料で入場できるのは、有効なIDを提示した在住者、12歳以下の子供、現役軍人。駐車料金は以前と変わらず、1台あたり在住者以外は3ドル、在住者は1ドルになっている。
DPRのディレクター、ローラ・H・ティーレン氏は声明で次のように述べた。
「パンデミックが収束しつつあることに伴い、ハナウマベイはより適切な環境・資源管理の方法を示す例になりえる独特の場所だ。オンラインでの入場予約と料金の値上げにより、自然保護活動とレクリエーション活動が同等にサポートされることになる」
パンデミック下の制限が緩和し、ハナウマ湾自然保護区への入場が再開してからは、1日あたり720人まで、1時間につき120人以下の入場制限が設けられている。入場後、安全と保護に関する15分間のビデオを視聴することが義務付けられている。また、4月26日からは従来の先着順の入場と並行して、オンラインでの入場予約システムが導入されている。このシステムは訪れた人々の体験をよりよいものにし、近隣の住宅や道路に影響する混雑の解消に役立っているという。現在のところ、入場制限人数の25%がウォークインとドライブインの入場者用に確保されている。入場料で得られる収入は、ハナウマ湾自然保護区の環境保護、教育、研究の支援にあてられる。当局は、今回の入場料の値上げは、人的影響の最小化、保護区内の天然資源、訪れる人々の管理を改善するための継続的な取り組みの一部としている。
ハナウマ湾自然保護区の営業曜日・時間は、水曜~日曜の午前6時45分~午後4時30分まで。月曜日と火曜日は休業。オンライン予約は1回で最大10名(子供5名以下、大人5名以下)まで可能。現在は到着時に入場料と駐車料金を支払うことになっているが、将来的には予約と同時に支払いができるシステムが導入されるという。入場予約は、honolulu.gov / parks-hbay / information-fees まで。
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.29)
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