オアフ島西部で頭部に銃撃を受け重体となっている10代女性が、奇跡的に回復の兆しを見せているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
17日(土)の午後11時頃、17歳のリシアンナ・デグズマンさんがボーイフレンドと散歩中、マイリ地区のマリオナ・ストリートとクラアウプニ・ストリートの交差点で発砲を受けた。目撃者によると、複数の銃声が聞こえ、容疑者グループはグレーのSUVで逃走したという。
リシアンナさんはクイーンズ・メディカル・センターに搬送されたが重体で、現在も生命維持装置につながれたままとなっている。母親のスーザン・デグズマンさんによると、リシアンナさんが最初に病院に運び込まれたとき、医師たちは脳死状態である可能性について話したという。ところが、ここ数日、リシアンナさんは体や目を動かして声に反応できるようになっている。
スーザンさんは「奇跡の兆しが見えている」と言い、どうなるかは神のみぞ知るところだが、医師団は回復の可能性について話し合っていると述べている。
一方、ホノルル警察(HPD)はこの事件の容疑者を第一級殺人未遂事件として捜索中だ。容疑者は20代から30代の地元の男性で、最後に目撃された時は全身黒っぽい服装だった。HPDでは、事件及び容疑者についての情報提供を呼びかけている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.26)