カウアイ島でボランティアでビーチ清掃しませんか?
カウアイ島で人気のビーチといえば、グランド・ハイアット・カウアイ・リゾート&スパの目の前に広がるシップレック・ビーチだ。
サーフィンの良い波があることでも知られ、多くの人々が訪れる。
白い砂浜が続くこの美しいビーチの清掃が7月7日に行われる予定だとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
通常のボランティアによるビーチ清掃は、環境保護団体や地域のコミュニティによって地域住民によるボランティア活動として行なわれるが、今回のビーチ清掃は、観光客を対象としている。
ハワイ観光局が今年開始した「マラマ・ハワイ」キャンペーンの一環だ。
この「マラマ・ハワイ」キャンペーンはエコツーリズムあるいはボランツーリズムとも呼ばれ、ハワイの伝統的なマラマ・アイナ(マラマ Malama はハワイ語で思いやりの心、アイナ Aina は土地を意味する)を広め、観光でハワイを訪れる人々にも土地を敬い守ることを学んでもらいたいということで始まっている。
50エーカーの土地に650室をもつグランド・ハイアットを中心にカウアイ島に滞在する多くの観光客にビーチ清掃を体験してもらいたいと地元のサーフライダー協会カウアイ支部が企画したものだ。
支部長のシンシア・ウェルチさんは「シップレック・ビーチは本当に美しい白い砂浜ですが、いつもゴミがあります。新型コロナウィルス感染拡大で多くの施設が閉鎖して、美しい自然が回復しつつありますが、観光が再開された今、この美しい自然を守るために観光客にも手伝ってもらいたいとこの活動を始めました」と述べている。
もちろん観光客だけでなく、誰でも参加可能なので参加したい人は、7月7日午後3時30分から5時まで現地へ。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.24)
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