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【ハワイニュース】数百万個のベイビーシャークのおもちゃがリコール

人気の童謡「ベイビーシャーク」にちなんで作られた数百万個のベビーバス用玩具が、複数の負傷者の報告を受け、22日(木)にリコールを開始した。

KHON2の報道によると、今回リコールの対象となっているのは、カリフォルニア州エルセグンドに本社を置く中国製製品の輸入業者Zuru」社が販売した子ども用のおもちゃ約750万個で、大手小売店やオンラインで販売されていた。消費者製品安全委員会(CPSC)は、これらのおもちゃはサメの形をしており、上部のひれが硬いプラスチックでできているため、とくに浴槽や水遊び用プールでは危険な可能性があるとしている。

リコール対象となる商品は2種類あり、ひとつはフルサイズの「ロボ・アライブ・ジュニア・ベイビー・シャーク・シンギング&スイミング・バス・トイ」650万個、もうひとつは「ロボ・アライブ・ジュニア・ミニ・ベイビー・シャーク・スイミング・バス・トイ」100万個だ。これらは全国のウォルマート、CVS、ダラー・ゼネラル、ファミリー・ダラー、HEB、メイジャー、ターゲット、TJX直営店、ロス、ウォルグリーンのほか、Amazonなどのオンライン店舗でも販売された。

CPSCは、「子どもが滑って転んだり、サメの硬いプラスチックの上ヒレの上に座ったりする可能性があり、突き刺さったり、裂傷や穴が開いたりする危険がある」と警告している。

リコールが発表された22日(木)の時点で、Zuru社は、子どもが実物大のベビーシャークに転んだり座ったりして、「子どもが性器、肛門、顔面を含む、突き刺し傷、裂傷、刺し傷を負った」という報告を12件把握しているという。そのうち9件は縫合を必要とした。また、12件すべての傷害報告は、フルサイズの商品に関するものであった。

リコール対象となるフルサイズ玩具には、モデル番号「#25282」と、「DG」の後に「YYYYMMDD」の形式で日付コードが記載されており、日付範囲DG20190501DG20220619が返品対象となる。

また、ミニサイズは、単品、2個入り、3個入り、ベイビー・シャーク・ミュージック・ウォーター・パーク・プレイセットの一部として販売された。リコール対象となるミニ・ベイビー・シャークには、玩具の底面に「#7163」「#7175」「#7166」「#25291」のモデル番号が記載され、日付範囲はDG2020615からDG2023525までのものが対象となる。

この玩具を購入した人は使用を中止し、フルサイズ1個につき14ドル、ミニサイズ1個につき6ドルの全額返金を求めてZuru社に連絡することが呼びかけられている。返金はプリペイド式バーチャル・マスターカードで行われる。

リコールの詳細や返金連絡はこちら。

https://www.recallrtr.com/bathshark

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写真:www.cpsc.gov

 

(日刊サン 2023.6.23)

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