アメリカ国民がガソリンスタンドで感じている痛みを緩和するため、バイデン大統領は議会に対し、正式に連邦ガソリン税を3カ月間免除することを求めた。
全米の平均ガソリン価格は現在5.016ドルだが、これから夏に向けて6ドルを超えるのが予想されている。
もし議会が連邦ガソリン税の免除を可決したら、一体いくら節約できるのかをフォックス・ニュースが伝えている。
ガソリンの価格にかかわらず、連邦ガソリン税は1ガロンあたり18.4セント(ディーゼルは24.4セント)と決まっている。
よってガソリン価格が上がり続けたとしても、節約できるガソリン税は変わらない。
アメリカ環境保護庁によると、アメリカの車両の平均走行距離は年間15,000マイル、月あたりにすると1,250マイルで、3カ月のガソリン税免除期間に3,750マイル走行することになる。
この距離の走行に必要なガソリンの量は、車両によって異なるが、アメリカで最も人気のある車で計算していたところ、次のような結果となった。
- フォード F -150(トラック):35.5ドル
- ホンダ シビック(小型セダン):19.1ドル
- トヨタ RAV4(小型SUV):23.0ドル
- トヨタ カムリ(中型セダン):21.6ドル
- トヨタ ハイランダー(中型SUV):28.75ドル
- シボレー タホ(大型SUV):40.59ドル
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.22)
シェアする