水道管の復旧は進まず
先週の金曜日建設作業中に、工事員が誤って42インチの水道管を傷つけ、水が地中に流れ出している事態となっている。
この水道管はホノルルの都市部へ水道を供給するための最も大きな主要水道管で、この事故によって一部の地域では水道が供給されないままという状況が続いているとKHONが伝えている。
ホノルル水道局によると、水は地中20フィートの深さで溢れ出しており、21日月曜の午後になっても水道管に到達することができない状態で、いまだ破損の状態を点検することすらできていない。
現時点では、水道管の破損がどれだけ深刻なものかもわからないという。
事故が起こった場所はマウナルア・ハイウェイのすぐ横で、水道管は海水より深く埋められているという状況が問題をより困難なものにしている。
あまりにも地中深く埋められているために通常の重機では掘り起こすことができず、大型の掘削機を使って作業が進められている。
21日月曜の夜10時にはマウナルア・ハイウェイの1車線を閉鎖して、作業が行われたが、まだ復旧の目処は立っていないという。
発表によると、この事故の原因は、マウナルア・ハイウェイの下に下水道を埋設する工事を行なっていたヘンセル・フェルプス社の工事員によるものだという。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.22)
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