ある日デラウェア州に住むスタフィエリさんの玄関ドアが3回ノックされ、誰かが「アブラカタブラ!」と叫んだ。
驚いたスタフィエリさんがドアを開けると、そこにはアマゾンの荷物が置かれていた。
面白い配達だが、実は、スタフィエリさんの息子の悪戯だったのだ。
アマゾンで注文すると、最後に荷物を置く場所の指定とか配達に関する指示の欄があるが、息子はその配達に関する指示の欄に「ドアを3回ノックしてアブラカタブラと叫んで走って逃げて」と書いたのだ。
スタフィエリさんは息子の悪戯を知らなかったが、息子のおかしな指示を忠実に守ってくれたアマゾンドライバーに感謝を伝えているとアメリカフォックスニュースが伝えている。
スタフィエリさんは、防犯カメラに残ったこの面白い配達の様子を息子の指示とともにFacebookに投稿しており、そこで「アマゾンドライバーの方、ありがとう。息子がこんな悪戯をして申し訳ありませんでした。でも息子の指示を守ってくれて、私たち家族に楽しい笑顔をくれました。コロナ禍中の配達に感謝しています」と伝えている。
この投稿はFacebookで100万回以上再生され、このアマゾンドライバーの女性には「素晴らしい」「昇給するべき」などと多くのコメントが寄せられている。
(日刊サン 2020.6.22)