【ハワイニュース】生後6カ月から5歳までの子供たちにコロナワクチン FDAが承認
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、6月17日(金曜日)に、生後6カ月から5歳までの子供たちに対する新型コロナワクチンの接種を正式に承認した。
これを受けて、米疾病予防管理センター(CDC)が審議に入り、早ければ今週にも子供たちへのワクチン接種が開始されるとKHON2が伝えている。
FDAのワクチン担当主任であるピーター・マークス博士によると、モデルナ社製ワクチンは効き目が早いが、ファイザー社製ワクチンは、3度目の接種以降に優れた免疫反応をもたらすという。
幼い子供たちへのワクチン接種については「安全で効果がある」と発表されているものの、保護者たちの間にはためらいの声もあるようだ。
カイザー・ファミリー財団のジェン・ケイツ氏によると、子供にワクチン接種を受けさせようという保護者は全体の18%に過ぎないという。
FDAのコミッショナーであるロバート・カリフ氏は、「国内でワクチン接種を受けない人々がいる限りパンデミックは終わりません。現実的な課題なのです。子供たちへのワクチン接種は大きな問題で、予防できる病気が拡大することは悲しいことでもあります」と述べている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.20)