自己検疫違反で逮捕されたグループはハワイから退去することになった。

カーボン・ネーションという名前のグループで、動物性タンパク質を一切取らない菜食主義者であり、特定のライフスタイルを主張する人々である。

6月8日、エリジオ・ビショップをリーダーとする子供を含む21人のグループがハワイ島に到着した後にビーチへ行き、ビショップがウミガメを触るところをビデオにとってYouTubeに投稿しており、14日間の自己検疫ルールを遵守しなかったということで逮捕された。

釈放されたメンバーはハワイ島のレンタルホームに滞在していたが、地元の人々からの嫌がらせを受けたという理由でハワイから退去することにしたと発表したのである。

メンバーであるケンドラ・カーターは「中央アメリカを2年間旅をしてきて、人々は私たちのことをカルトと呼ぶけれども、誤解している。それに私たちは自己検疫ルールが厳しく施行されていることを知らなかった」と述べた。

しかし、到着時に空港で受け取った自己検疫に関する命令書には、自己検疫を守り空港から滞在先まで直接向かうという記載され、それにリーダーであるビショップのイニシャルと署名がされている。

当初はそのままハワイに滞在する予定だったが、地元住民からの反発を受け島を出ることにしたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

ハワイ島検察官のミッチ・ロス氏によると「このグループは今回の旅行で刑務所にいた時間の方が外にいた時間よりも多かった」