【ハワイニュース】ホノルルのレストラン「Fete」シェフ 「ベスト・シェフ賞」を受賞
6月13日(月曜日)、ホノルルのダウンタウンにあるレストラン「フェテ(Fete)」のシェフであるロビン・マイイ氏が2022年ジェームズ・ベアード賞の北西部および太平洋地区における「ベスト・シェフ賞」を受賞したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
史上初、ハワイ先住民族を先祖にもつ女性がこの賞に輝いた。
これまでにこの賞を受賞したのは、ロイ・ヤマグチ氏(ロイズ)、アラン・ウォン氏(アラン・ウォン)、ジョージ・マブロタラシティス氏(シェフ・マブロ)の3名で、直近では2003年にジョージ・マブロタラシティス氏が受賞している。
ホノルルに生まれ育ったマイイ氏は、ほとんどが男性という料理業界の先駆者として、「フェテ」のオーナー兼シェフとして活躍しており、ワイキキのホワイト・サンズ・ホテル内に、レストラン「ヘイデイ」も新しくオープンさせたばかりだ。
著名なジェームズ・ベアード賞は、「料理アート、ホスピタリティー、メディア、そして幅広いフードシステムにおいて卓越した才能と業績を持ち、人種とジェンダーの平等、コミュニティー、持続可能性、全ての人が繁栄する文化への取り組みをしている人に与えられる」もので、北西部および太平洋地区は、アラスカ、オレゴン、ワシントン、ハワイの各州を対象としている。
マイイ氏は、カピオラニ・コミュニティー・カレッジで料理・ペストリーアートを学び、その後、ニューヨーク大学で食品学のマスター(修士号)を取得している。
卒業後は、オアフ島の「3660オン・ザ・ライズ」と「パドバーニズ・ビストロ」、ニューヨークの「ユニオン・パシフィック」、「ウォルドルフ・アストリア・ホテル」などで働いてきた。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.14)