事故の原因はセミ?
ヴィンセント・ビンガムさんはシンシナチで運転中に電柱に車をぶつけて大破するほどの事故を起こした。
ビンガムさんは到着した警察官に「運転中に突然セミが顔にぶつかってきたので驚いて事故を起こしてしまった」と供述した。
事故の目撃者たちも、車はスピードを出してもいなかったし、曲がりくねった運転でもなく、ただ突然猛突進して電柱にぶつかったと供述していた。
実際アメリカの中西部と東部では17年ぶりにセミが大発生しており、バイデン大統領の初めての外遊をカバーするためにヨーロッパに同行する予定だったマスコミのチャーター機がセミのせいで機械の故障を起こして7時間も遅れる事態となっていた。
メリーランド州とヴァージニア州では気象庁のレーダーにセミが映るほどの事態となっている。
セミによる事故を防ぐためには運転するときには窓を閉めていた方が良いかもしれない。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.14)
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