新型コロナウィルスのためにロックダウンとなった都市に住んでいる人々の中には、ずっと家の中にこもりきりで運動不足になった人も多いだろう。

ところが、この期間を利用としてとんでもない運動をした人がいるのだ。

しかも仕事をしながらという驚きのニュースをアメリカフォックスニュースが伝えている。

ベルギー人のイブ・アヌールさんは48歳でIT関係の仕事をしているが、ロックダウンとなった3月から在宅で仕事をしている。

「このままではいけない。ずっと座り続けるのは絶対に良くない」と決心したアヌールさんは、パソコンデスクで在宅仕事をしている間、デスクの高さを上げて、椅子には座らずにトレードミルで歩くことにした。

立ったまま仕事をする人はいるが、歩きながら仕事をするなんてそれだけでもすごいことだが、彼は3月中旬から今まで毎日15キロ以上を歩き続けて、結局1600キロをトレードミルで歩いたのだ。

「初めてすぐに体が引き締まってくるのがわかったよ」

世界中でコロナのために家にいる時間が長くなり、人々は運動不足になるのではないかと恐れたが、アメリカでは1ポンド以上体重が増加した人が37％いる一方、平均の体重増加はたったの0.21ポンドだと言われている。

ちなみに一番体重が増加したのは中国で、0.55ポンドだということだ。