カイルアでファーマーズ・マーケットが最初に開催されてから8年が経つ。

2019年から現在までパリ・レーンズというボーリング場の駐車場で毎週日曜日に行われているが、今後の開催場所を探しているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

ファーマーズ・マーケットを運営している代表のパメラ・ボイヤー氏によると、今マーケットを開催しているパリー・レーンズが閉店してしまい、地主である不動産会社アレクサンダー＆ボールドウィンから6月27日を最終日とするとの通告を受けたというのだ。

「ここにいたいのですが、地主から借りられない以上、どこか別の場所を探すしかありません」

毎週日曜日に開催されるファーマーズ・マーケットにはおよそ60件のお店が営業をしており、約1,500人のお客が72,000ドルほどを消費するという。

マーケットで有機野菜を販売している農家の一つであるブルース・キャンベル氏は「本当にショックです。新型コロナウィルス感染が拡大してレストランでの需要がなくなってからというもの、ファーマーズ・マーケットで野菜を売って農場を維持してきました。去年生き残れたのは、マーケットのおかげです。それなのに急に売る場所がなくなってしまったらどうしたら良いのか。新しい売り先を見つけるにしても時間がありません」と肩を落としている。

しかしボイヤー氏は「諦めてはいません。カイルアのどこかで良い場所がきっと見つかると信じています。

27日の最終日まで日曜日の朝8時から正午までパリ・レーンズの駐車場でファーマーズ・マーケットは開催されることになっている。