ホノルル市の「家賃及び光熱費救済プログラム(レンタル&ユーティリティ・リリーフ・プログラム)」は、来週から新規申し込みを一時的に再開する。
ホノルル・スター・アドバタイザーの報道によると、このプログラムは、対象となる賃借人に最大6カ月間の家賃と光熱費の援助を提供するもので、13(火)の午後2時から、さらに2000件の申請をウェブサイト(revitalizeoahu.org/renthelp)で受け付ける予定だという。なお、今回は新規申請者のみ、先着順での受け付けとなる。
リック・ブランジャルディ・ホノルル市長はニュースリリースで、「このプログラムは、当政権の住宅戦略において重要な役割を果たしただけでなく、オアフ島が最も低迷した時期にも住民の安全な暮らしをサポートし、重要な役割を果たしてきた。同時にまた、住宅安定化サービスによって、何千もの賃貸住宅を手頃な価格で維持し、苦境に立たされている賃借人が賃貸住宅に長期的に住み続けることができるように支援してきた」と述べている。
ホノルル市は、カトリック・チャリティーズ・ハワイとカウンシル・フォー・ネイティブ・ハワイアン・アドバンスメントと連携しており、今回の救済プログラムの追加受け付けについて13(火)の午後2時から連絡を取ることが可能となっている。
また、19日(月)午前10時から午後4時まで、ナナクリ公共図書館をはじめ、この夏、島中でこのプログラムに直接登録するためのコミュニティイベントが開催される予定となっている。
同プログラムは、2021年4月の開始以来、パンデミック時の住居費に悩むオアフ島の1万6000世帯以上に、およそ2億1600万ドルの連邦資金を提供した。
今回の申請は、2月にホノルル市議会で承認された州および地方の財政復興資金2500万ドルが原資として充てられる。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.8)