元大統領夫人であるナンシー・レーガン氏が新しい記念切手のデザインに採用されたと郵政局が発表した。
7月6日は婦人の101回目の誕生日にあたり、カリフォルニア州シムバレーにあるロナルド・レーガン大統領図書館での式典で、一般への販売が開始されるという。
今回ホワイトハウスで行われたデザインの発表式典で、バイデン大統領夫人が次のように述べている。
「ナンシー・レーガン氏はアメリカ国民に品位を持って奉仕しました。ファーストレディーとしての役割には様々な困難があることを理解されており、それらに人間性を見出していました」
発表された切手デザインには、アーロン・シクラー氏が1989年に描いたナンシー夫人の油絵の肖像画が起用された。
元女優であったナンシー氏が美しく描かれ、赤いドレスに5連の真珠ネックレスをつけている。
赤はナンシー夫人のお気に入りの色で、「いつでも赤が好きなの。だからよく赤を選んでいるわ」と生前コメントしている。
ナンシー夫人(1921〜2016)は、第40代大統領ロナルド・レーガン氏の夫人で1981年から1989年までファーストレディーを務めた。
今までにワシントン大統領夫人、マディソン大統領夫人、アダムズ大統領夫人、ルーズベルト大統領夫人、そしてジョンソン大統領夫人の5人が切手デザインとなっている。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.7)
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