ハワイ州での破産申請件数が2カ月連続で増加しており、5月分には「ザ・オリジナル・パンケーキ・ハウス」も含まれているとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
米国ハワイ州破産裁判所の新しいデータによると、5月の申請件数は92件で、前年同期の67件から37.3%増加した。2022年との同時期比で増加が見られるのは今年3回目となる。
ザ・オリジナル・パンケーキ・ハウス(法人名パンケーキ・オブ・ハワイ・インク)は、3月にカピオラニ・ブルバードの店舗を閉鎖した後、5月に連邦破産法11条の適用を申請している。なおディリンハム・ブルバードの店舗は営業を継続している。
ホノルルの破産弁護士グレッグ・ダン氏は、今年は2022年比で約20%の増加があると見ており、「レンディングツリーの最近の調査では、ホノルルは、6桁の収入を得る人でさえ、生活を維持するのに苦労するかもしれない都市の上位にランクされている」と語っている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.5)