20年前に無くした財布
スコットランドに住むライアン・セイモアさん(37歳)は、2001年にパブで財布をなくしたが、その財布が20年経って戻ってきたとフォックス・ニュースが伝えている。
セイモアさんは今年の4月に警察から、遺失物が見つかったと連絡を受け取った。
警察署では、黒い財布には、ライアンさんの仕事場の通行証とクレジットカードなどが入っていたという。
ライアンさんは警察署で受け取った財布には、銀行のカードなども含めていろいろ入っていたが、現金だけはなかった。
20年前にライアンさんはパブのトイレで財布を置き忘れたのだが、見つかったのはそのパブの近くの植木の中だったという。
ライアンさんは「20年前の写真入りの通行証をみると、まるでタイムカプセルのようだ。20年もスコットランドの厳しい冬を生き延びた割に、財布は結構良い状態だ」と喜んでいる。
2019年にミシガン大学の研究者が調査したところによると、およそ95ドルの現金が入った財布が元の持ち主のもとに返される確率は72%、13ドルの現金が入った財布の場合には51%、現金が全く入っていない財布だとたった40%しか戻ってこないという。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.03)
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