世界で最も有名なビーチのひとつであるワイキキビーチの中心にあるクヒオビーチが、毎日さらに2時間長く閉鎖されることになったとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
ホノルル市の発表によると、クヒオ・ビーチ・パークの営業時間は、毎日午前5時から午前2時までだったが、午前5時から午前12時までに変更され、閉鎖開始時間が2時間繰り上げられることとなった。
リック・ブランジャルディ・ホノルル市長は、ビーチパークを早く閉鎖することには大賛成だとし、「そこにいる権利があると考える浮浪者、正直に言うと、犯罪歴がある人たちに対して、私たちはあまりにも長い間我慢してきた。私は、彼らが公共の安全を脅かす存在であるという事実の精神に基づき、彼らにはそのような権利はないと言いたい」と語った。
市の公園レクリエーション課は、閉鎖の変更が有効になる具体的な日付を示さなかったが、今週中に行われるだろうと述べている。
ワイキキでは今年始めからビーチパークの閉鎖開始時間を早める動きが起きている。ロイヤル・ハワイアン・ビーチは、公共のアクセス権を持つプライベートビーチだが、一晩中そこで寝泊まりする人を避けるために、閉鎖時間を拡大した。 ワイキキ・インプルーブメント・アソシエーション(WIA)のリック・エッグド氏は、クヒオビーチの夜間閉鎖は、コミュニティ主導の取り組みだが、WIAはこのアイデアを支持しているとし、「これを提唱していたのは住民たちだ。クヒオ・ビーチ・パークはカピオラニ・ビーチ・パークと同じように深夜に閉園することになる」と述べている。
なお、クヒオ・ビーチ・パークでは、閉鎖時間中のエリア内の滞在は認められないものの、海へ行くことは24時間可能となっている。
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