電線の近くでフルーツを採らないで


ハワイアン・エレクトリック(HECO)では、マンゴーの果実の実りのシーズンを迎えようとしている今、送電線の近くにあるフルーツを採らないよう一般に呼びかけているとKHONが伝えている。
5月17日にはワヒアワで男性がマンゴーを採ろうとして、金属製の先端がついている果物採り用の道具の先端部分が電線に当たってしまい、男性が感電により怪我をするという事故が起こったばかりだ。
HECOでは怪我のリスクを避けるためにも果物採りをする前に周辺に送電線がないかどうかを常に確認してほしいという。
果物の枝の一部が送電線に接触している場合には、その木自体に電気が流れている場合もあるため、電線に直接触らなくても感電する恐れがあるそうだ。
専門家によると、身体、梯子、道具などは全て送電線から少なくとも10フィート(およそ3メートル)の距離を保つことが推奨されている。
もし、電線に何かが接触して感電しているのではないかと思われる物体を見つけたら、HECOのトラブル電話受付へ連絡してほしいと述べている。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.05.28)
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