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ID盗難から失業保険詐欺

ID盗難から失業保険詐欺

ワシントン州シアトルで、ある女性は上司から「あなたがもうここで働いていないからと失業保険申請をしたと失業保険事務所から連絡が来ているけど、どういうこと?」と言われて初めて、誰かが彼女になりすまして失業保険を申請したことに気がついた。

これは個人情報盗難によるなりすまし詐欺で、今回の新型コロナウィルス感染によって失業した非常に多くの人々の失業保険申請に紛れて行われた国際的な詐欺グループによる全米規模の詐欺行為の一部である。

2017年にアメリカの大手信用調査会社Equitaxから1億4700人分の個人情報が盗まれたが、今回の詐欺は過去の何らかの個人情報盗難から得た情報が西アフリカの大規模な詐欺グループに流れ、その情報を利用して行われた犯罪だと判明した。

ワシントン州で見つかった詐欺行為は、オハイオ州とともにハワイ州でも検知された。

ハワイ州労働省では、5月14日に連邦政府機関からこの警告を受けており、失業保険請求詐欺について特別チームを編成してすでに調査を行っていると発表した。

(日刊サン 2020.5.28)

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