南アフリカで猛威を奮っているオミクロン株亜種のBA.4とBA.5がハワイ州内で確認されたという州衛生局の発表をホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
BA.4が1件とBA.5が1件が、ゲノム配列解析で確認されたという。
BA.4とBA.5は、BA.2と比べて、タンパク質の中にさらに4つの追加変異が含まれており、1.6倍から1.8倍感染力が高いと言われている。
ヨーロッパ疾病予防管理センターは今月、BA.4 とBA.5を、懸念される変異種と分類し直している。
州内では現時点でBA.2が感染の70%を占めており、その前のBA.1も29%を占めている。
また、オミクロン株BA.1とBA.2の次亜種であるXEも8件確認されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.27)