バージニア州にあるアーリントン国立墓地には、南北戦争から現在に至るまでの多くの戦没者が祀られている。
その中の「無名戦士の墓」は、身元が不明な戦没者を祀ったものだ。
先日行われた葬列に野生の七面鳥が参加したというコメントとともに、兵士と七面鳥の写真が、アーリントン国立墓地のインスタグラムに投稿されたとフォックス・ニュースが伝えている。
その写真には、行進する兵士たちの後を歩いていくメスの七面鳥が写っている。
アーリントン国立墓地は639エーカー(東京ドームの面積の53倍)の広さで、敷地内にはシカやリス、コヨーテ、キツネなど様々な野生動物が生息している。
墓地では訪問者に対して、施設内の野生動物に十分に配慮するよう求めている。
一方、ポトマック川を隔てたワシントンDCでは、野生の七面鳥が住民を攻撃したという報告を受けて、関係当局が対策を検討しているという。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.24)
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