新型コロナ感染対策として2年間行われなかったメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の記念式典がもうすぐ再開催されるということで、関係者が準備に追われているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
パンチボウルにある国立太平洋記念墓地の全ての墓碑にレイを供えるというのはは、ハワイで70年間続いている伝統行事だ。
ホノルル市公園レクリエーション局の広報担当、ネイサン・セロタ氏は、「市長が臨席して、記念式典が2年ぶりに行われるのは非常に喜ばしいことです。私たちが今このようにあるのは先人たちの犠牲のおかげです。戦没者に敬意を払うのは基本的な人間のつながりなのです」
メモリアルデー前の5月28日(土曜日)には、コロンバス騎士会(カトリック信徒の国際的友愛組織)により、29日(日曜日)にはボーイスカウトの団員およそ1,000人により、全ての墓碑にレイが供えられる予定だ。
式典当日には、航空機飛行やロイヤル・ハワイアン・バンドとアロハ・コーラスによる演奏も行われる。
式典の詳細と、供えるレイ作りのボランティア活動などの情報はこちらから。
https://www.honolulu.gov/cms-dpr-menu/site-dpr-sitearticles/27367-memorial-day.html
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.24)