20日（土）午後、ダニエル・K・イノウエ国際空港で、ハワイアン航空のハワイ〜クック諸島直行便就航を記念した式典が開かれたとKHON2が伝えている。

今回就航したのはハワイアン航空のホノルル（HNL）とクック諸島のラロトンガ島（RAR）を結ぶHA495便。HNL〜RAR間の航空便は1987年から1993年まで運航していたが、その後30年にわたり直行便がない状態だった。

記念式典では、ハワイアン航空セレネーダーズと地元クック諸島のパフォーマンスグループによるライブ音楽とエンターテインメントを含む特別ゲートサイドイベントが行われた。航空会社、ハワイ州運輸局、クック諸島政府からの挨拶の後、伝統的なブレッシングが行われた。

ハワイアン航空の空港業務担当副社長であるロケシュ・アマラナヤカ氏は、「ホノルル～ラロトンガ便は、ハワイのもうひとつの南太平洋の隣人との架け橋となり、ポリネシアのルーツ、豊かな文化、果てしない熱帯美を共有するふたつの諸島を結ぶ」と述べている。

同氏によると、HA495便の就航により、ハワイアン航空の米国内15のゲートウェイからクック諸島へワンストップで接続できるようになるという。

HA495便は、週1便の運航で、土曜日午後4時にホノルルを出発し、同日午後10時25分にラロトンガに到着する。また、復路はラロトンガを日曜日午後11時35分に出発し、ホノルルには月曜日午前5時50分に到着する。