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メモリアルデー式典中止

国立太平洋記念墓地およびハワイ州退役軍人墓地で毎年メモリアルデーに行われている記念式典は、新型コロナウィルス感染の影響で中止となった。

5月25日のメモリアルデーにパンチボウルで行われる予定だった71周年を迎える市長による式典であった。

知事による式典はカネオヘにあるハワイ州退役軍人墓地で行われる予定であったが、これも中止である。

昨年のメモリアルデーには、パンチボウルは3万5千もの大小のアメリカ国旗で溢れ、アメリカ軍人の今までの犠牲を悼んだ。

今年のメモリアルデーのイベントは、5月8日の第2次世界大戦終戦日を記念して、ワシントンDCのナショナルモール上空を100機以上の古い戦闘機が24ものフォーメーションを組んで飛行することが計画されていたが、コロナウィルスの懸念により、9月25日に変更された。

カネオヘのハワイ州退役軍人墓地では、25日に個人的に墓地にアメリカ国旗や花輪を置くことは許可されているが、大きな旗は許可されていない。

パンチボウルを管轄する国立墓地管理局によると、全国142箇所の軍人墓地はメモリアルデーの週末にオープンし、訪問者が花や国旗を墓碑に置くことを許可している。

パンチボウルではスタッフによる花輪を捧げる式が行われるが、一般には公開されず、写真はソーシャルメディアで共有する予定である。

パールハーバーヒッカムではメモリアルデーを記念して、5月25日正午から21銃の敬礼発射が行われる。

正午から1分間に1発の銃が発射され終了するまでの21分間、国旗を反旗として兵役中に亡くなった軍人を称えることになっている。

 

(日刊サン 2020.5.22)

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