州衛生局はアメリカ疾病予防管理センター(CDC)の推奨する5〜11歳の新型コロナワクチン追加接種の指針を受け入れることを発表した、とホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
2度目のファイザー社製ワクチン接種から5ヶ月経った子供たちが追加接種を受けることを推奨することになる。
12歳以上の子供たちへの追加接種は既に始まっており、5〜11歳の小学校に通う子供たちへの追加接種は、今週初めにアメリカ食品医薬品局(FDA)が承認している。
州衛生局のエリザベス・チャー局長は、「5歳から11歳までの子供たちが追加接種を受けて、さらなる防衛手段を手に入れることができるようになり、喜ばしいことだと思います。現在州内では感染数が増加しているので、子供たちが追加接種を受けることは非常に重要なことです」と述べている。
カピオラニ・メディカル・センターの小児感染病の専門家であるナターシャ・チン医師は、「アメリカ国内やハワイ州内でオミクロン変異株の感染件数が増加している中で、これから夏に向けて家族旅行に出かけたり、人が集まる機会が増えます。追加接種で予防を強化することが重要です」と述べている。
「まだワクチン未接種の子供たちに受けさせることを保護者の皆さんに考えてもらいたいと思います。州内でも子供たちの感染が広がっています」
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.20)