ビーチ博士として知られるフロリダ国際大学地球環境学部のスティーブン・レザーマン教授は18日(木)、2023年度の全米ビーチランキングを発表。ハワイの3つのビーチがトップ10に入選したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
全米ビーチランキングは、夏の始まりであるメモリアルデーの時期に、レザーマン教授が全米650カ所の公共ビーチの中からベストビーチを選ぶというもので、今年で33回目となる。
2023年度は、フロリダ州パンハンドル沖のセントジョージ島州立公園が1位に輝いた。メキシコ湾に沿った手つかずの自然環境にある9マイルに及ぶ砂糖のように白いビーチで、これまでもたびたびランキングに登場している。しかし今年は、自然の美しさ、開発の少なさ、釣り、水泳、カヤック、サイクリング、キャンプなどの豊富なアクティビティ、そして星を眺める人たちにとって比類ない夜景が、他のビーチと一線を画しているとレザーマン教授は述べている。
レザーマン教授は、砂の種類、波の強さ、ライフガードの有無、野生動物の有無、開発の度合い、混雑度など、50の基準でビーチを評価する。タバコの吸殻が捨てられるのを防ぐために喫煙を禁止しているビーチには特別な評価が与えられている。
今年、ハワイは、他のどの州よりも多い3つのビーチがトップ10に選ばれている。次いでフロリダ州からは2つのビーチがランクインしている。
ビーチ博士による2023年トップ10は下記のとおり。
- セントジョージ島州立公園、フロリダ州パンハンドル
- デューク・カハナモク・ビーチ、ハワイ州ホノルル
- クーパーズ・ビーチ、ニューヨーク州サウサンプトン
- カラデシ島州立公園、フロリダ州ダニーデン/クリアウォーター
- ライトハウス・ビーチ。ノースカロライナ州アウターバンクス、バクストン
- コロナド・ビーチ、カリフォルニア州サンディエゴ
- ワイレア・ビーチ、ハワイ州マウイ島
- ビーチウォーカーパーク、サウスカロライナ州キアワ島
- ポイプ・ビーチ、ハワイ州カウアイ島
- コーストガード・ビーチ、マサチューセッツ州ケープコッド
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.5.19)