5月18日(水曜日)午後8時20分ごろ、カポレイにあるリサイクルセンターが燃えているという通報を受けて消防隊が出動したとKHON2が伝えている。
ホノルル消防署によると、炎は100フィート(およそ30メートル)の高さまで達しており、消防署員は徹夜で消化活動にあたったという。
火が燃え移ったリサイクル品の山から立ち上る煙が、おりからの南風でオアフ島の東部地域へ流れたため、多くの住民から911通報が寄せられた。
様々な種類の金属、プラスティック、ゴムなどが燃えたため、煙に何が含まれているか不明な状態だ。
リサイクルセンター内には、素材別に分類された山が複数あり、それぞれに燃え広がったという。
ホノルル消防署のジョン・パチェコ隊長は、「山と積まれたリサイクル品が燃えて高熱を発し、隣の山に引火するということが繰り返されました。センターが今後も活動を継続することができるよう、機器類を火災から守ろうと最善を尽くしています」と述べた。
今のところ周辺の事業所には危険は及んでいないという。
リサイクルセンターの近くにある発電所で作業をしていたヴェリック・メレンデスさんは、「ラジオで近所で火事が起こっているというニュースを聞いたので見に行ってみると、すでに相当燃え広がっていて、パチパチという音が聞こえました」と述べている。
消化活動には水だけが使用されており、近隣にある水路や運河に消火薬剤が流れ込むことはないという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.19)