ネットワーク・アソシエーション・オブ・ユニフォーム・メーカー&ディストリビューター(NAUMD)が毎年発表しているベストドレッサー賞で、ハワイ州保安官課は、2023年の公安局部門のベストドレッサーに選ばれたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
15日(月)、イオラニ宮殿の前で授賞セレモニーが行われた。ハワイ州保安官課は、他の州や国からノミネートされた何百もの機関を抑え、ベストドレッサー賞に輝いた。なお、ハワイの法執行機関がこの賞を受賞するのは今回が初めてとなる。
NAUMDの委員会は、デザインや機能性、歴史的内容に基づいてユニフォームの審査を行った。
公安局は昨年ユニフォームを変更。保安官課の副所長であるラニコア・ドブロウォルスキー氏によると、茶色のデザインから現在の緑色に変更するのに2年かかったという。
「色やアイテムの選択は、1846年のカメハメハ3世のもとでの保安官課の起源を象徴しているものでもある」
そのため、ハワイ州保安官課は州で最も古い法執行機関であり、王の下で生まれた全米で唯一の現行機関であるとドブロウォルスキー氏は述べている。
制服の中で唯一、当時から受け継がれているもの、それはドレスハットだ。ドブロウォルスキー氏は、「最後の国王であるリリウオカラニ女王の埋葬と葬儀の時の写真を見て思い出した。群衆の中には、制服に身を包んだ馬上の副保安官がいて、頭にキャンペーン・ハットを被っているのが写っていた」と語っている。
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