アラモアナセンター近隣で暴行事件増加 過去4週間で17件報告
アラモアナセンターの女性用トイレ内で9日午後3時半頃、女性が男に顔を殴られる事件が発生した。被害者の30歳の女性は鼻の骨を折る重傷を負った。女性が手を洗っていた際、男が突然現れて無言で顔を殴ってきたという。被害者と容疑者に面識はない。起訴されたジョナ・カリマ容疑者は現在、2万ドルの保釈金で保釈されている。公訴は5月17日に予定されている。
アラモアナセンター近隣での暴行事件は増加傾向にあり、4月14日以降、20件近くの暴行事件が報告されているとKHON2が報じている。報告された事件の半分以上は白昼に発生しており、住民の間に不安が広がっている。
ホノルル警察の犯罪マッピングウェブサイトによると、アラモアナセンター近辺の暴行事件は過去6か月で増加している。2020年11月中旬から12月中旬の間、ショッピングセンターから800 m以内で2度の暴行事件が報告された。2021年1月には報告数が12件に急増し、2021年の1月中旬から2月中旬にかけての報告数は16件に増加した。3月の報告数は13件だったが、4月には再び18件に増加した。過去4週間では、17件の暴行が報告されている。
ホノルル警察署は声明の中で「報告件数の月ごとの変動は、アラモアナ地域でビジネスが再開されたことに反映している可能性が高い。警官はアラモアナと周辺地域のパトロールを継続的に行なっている」と述べた。
(日刊サン 2021.05.13)
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