航空会社がこの夏に向けて日本からハワイへの直行便を増便させると発表したとKHON2が伝えている。
このニュースを聞き、ハワイでは多くの事業者が喜んでいるという。
新型コロナウィルス感染拡大以来、2年にわたって日本人旅行者がハワイから姿を消しているが、少しずつ復活の兆しが見えている。
HISでは、5月からハワイへのパッケージ旅行が再開されるという。
担当のダニエル・アレン氏は、「日本人旅行者にとって徐々に旅行規制が緩和されており、日本への帰国が楽になってきています。このことで旅行需要が高まってきています」と述べている。
アメリカから日本への観光目的の渡航はまだ許可されていないが、日本政府は日本人の帰国と留学生およびビジネス客の日本への入国数の上限を、1日あたり1万人まで引き上げた。
全日空(ANA)は7月1日から「ホヌ」(520席を有する2階建大型ジャンポA380機)の週2便の運行を決定した。
州関係者は、7月までに日本からハワイへの直行便で165,000席以上を見込んでいるという。
ルアウを開催しているティハティ・プロダクションの社長、アファティア・トンプソン氏は、「ルアウを見にきてくれる半分は日本人観光客でした。彼らがハワイに戻ってきてくれることを望んでいます」と述べている。
鉄板焼レストラン「アオキ」のジェネラル・マネージャー、シンジ・オオフジ氏は、「ゴールデンウィークで日本人と韓国人の観光客を目にしましたが、以前ほどではありません」という。
一方、日本からの旅行者には円安と飛行機運賃の値上がりが打撃となっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.11)