ホノルル市では、野生ニワトリ捕獲のために民間会社と契約しているが、市議会ではさらに効果的な方法についての審議が行われているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
今期の州議会では野生ニワトリ対策法は否決されているが、ホノルル市は独自の対策を行っており、市内5カ所に罠を仕掛けて過去2カ月間に67羽を捕獲している。
5月10日(火曜日)に行われた市の予算委員会では、野生ニワトリ捕獲の費用について審議が行われたという。
カスタマー・サービス局が67羽の捕獲に7,000ドルを費やしたことが明らかになった。1羽の捕獲に104ドルかかったことになる。
エスター・キアアイナ議員は、「契約業者がどのような作業をしているのか理解できません。この問題を解決するのに別の方法はないのでしょうか?」と問題提起を行った。
市の担当者は、仕掛けた罠が壊されたり盗まれたりしていることから費用が高くなっていると回答したが、今後はより効果的な設置場所を検討し、捕獲の効率化を目指すという。
また、ソーシャルメディアを通じて、野生ニワトリに餌を与えないよう市民に求めるキャンペーンを行うことになっている。
ワイマル在住のエンジェル・ジャクソンさんは、1日中鳴いている野生ニワトリの声に悩まされているという。
「夜間は睡眠を邪魔し、昼間は運転の妨げになっています。道路にいるニワトリを轢かないようにと気を取られてしまうので、事故が起こるのではないかと心配です。この周辺に住む人たちはみんな同じ状況です」
市有地における野生ニワトリに関する苦情は、(808) 768-4381 に電話するか、 電子メールで[email protected]まで。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.11)